キャリア
2021.5.6
こんにちは。 わたしは現在フロントエンドエンジニアとして勤務していますが、現在の会社には実務未経験で働きながら独学5ヶ月で転職しました。 ブログ初回である今回は、学習開始から転職活動〜内定までを振り返ってみたいと思います。
未経験からエンジニア転職は難しいと言われていますが、わたしのような文系未経験30代でも自社開発企業に転職することができました!
働きながら学習&転職活動を進めましたが、
・フロントエンドエンジニア志望でもしっかりポートフォリオを作成すること(=自走力のアピール)
・自己分析を行い、過去の職歴に基づく強みをアピールすること(=自分の強み、会社への適正のアピール)
が重要だと思いました。
地方国立大学文系学部卒業後、法律事務所勤務を経て地方公務員として働いていました。 学生の頃、趣味でホームページを作成した経験はあるものの、HTML/CSS以外のプログラミング言語についてはまったく知らない状態でした。
まずはじめに以下の環境を整えました。
また、短期目標として下記を設定しました。
まず最初にWebデザインとコーディングの学習から始めました。 書籍やUdemyでインプットし、まずはサイト模写などのアウトプットを行いました。
また、学習用に開設したTwitterアカウントで日々の積み上げやトレースしたバナーをつぶやいたり、自分と同じように勉強している方を見つけたりしてモチベーションを上げていました。
フロントエンドエンジニアは幅広いので、その中で自分がどの道へ進みたいのか考えました。 ざっくり分けるとLP制作などのコーディングをメインにしたWeb制作か、Webアプリ開発か。 ここでWeb制作だとWordPressなどの学習を進めるようになります。
わたしはWebアプリやシステム開発したい!と思ったので、Webアプリ開発の学習へ!
JavaScriptで簡単なToDoリストを作ったり、チュートリアルを参考にJavaScriptフレームワークのVue.jsでチャットアプリを作ったりしました。
未経験から転職活動を行うにあたり、学習の成果や技術レベルを客観的に証明できるポートフォリオは必須です。
わたしは
①ログイン認証のない、誰でも気軽に利用できるWebアプリ : YATTA!
②ログイン認証があり、データベースへのCRUD処理ができるWebアプリ : Kusuri
③ポートフォリオサイト : Meg's Portfolio
の3つを作成しました。
チュートリアルをそのままポートフォリオにするのではなく、「なにか困っていることを解決したい」というような自分でアイデアを考え工夫して開発することが大切だと思います。 面接では必ずポートフォリオについて質問があるためです。
わたしは、”誰もが簡単に発言できる時代だからこそ、ひと手間かけて相手に気持ちを伝えることの大切さ”や”嬉しいできごとを共有して皆がHappyになってほしい”という想いから ①のアプリについては嬉しい出来事をカードにしてTwitterでシェアできるアプリ ②のアプリは嬉しい出来事をユーザーで投稿して共有できるアプリ を考え、ユーザーフレンドリーを意識してあえてログイン認証のないものにしたりデザインを工夫しながら開発しました。
JavaScriptのフレームワークやライブラリであるVue.jsやReactなどを使用するのがよいと思います。 わたしは ・日本語の公式ドキュメントが充実している ・学習コストが低い などの理由からVue.jsを選びました。 バックエンドについてはBaaS(Backend as a Service)であるFirebaseを利用しました。
ポートフォリオで作成したWebアプリのコードはすべてGitHubにpushしました。 選考の段階でGitHubのURLを送ってほしいと依頼されることもあったので、すべてpushしておいたほうがよいと思います。
ポートフォリオが完成したため、さっそく転職活動開始。 実務経験必須の求人にも積極的に応募しました!
転職活動開始から1ヶ月、面談や面接は5社ほど受け、第一希望の企業より内定をいただきました。
基本的に書籍とUdemyを利用しインプットして、チュートリアル等でコードを書いていくようにしました。 また、仕事の休み時間などのスキマ時間はQiitaの記事を読んだり、そのときわからないことを調べてまとめるようにしました。
幅広い講座の中から、目的や好みに合った講座を購入できます。 セール時の購入がオススメです!
下記、わたしが購入した講座の一部です。
◯1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座(Mana著) 第一歩はここから。 ◯JavaScript本格入門 THE入門書。基礎が大事なので、理解できないところは時間をかけて読み込みました。 ポートフォリオ作成と並行してもOKだと思います。 ◯Vue.js入門 Udemy講座終了後、ポートフォリオ作成中こちらで復習しました。 ◯Webを支える技術 Webサービス設計の基礎について学ぶことができます。 ◯リーダブルコード 読みやすいコードはどうあるべきか?さまざまなパターンが紹介されています。
コードを書いていてわからなければまず公式ドキュメントを確認!
自分に合ったメンターさんと契約できるサービスです。 コードレビューや転職サポート(職務経歴書の添削など)をしてもらったり、メンターさんによってはチーム開発にも参加できるので、独学の方は利用をオススメします!
しまぶーのIT大学さんのYouTube講座は全体像がわかりやすく、オススメです!
Wantedly 「まずは話を聞きたい」から企業に連絡をとることができるので、カジュアル面談から入るところが多く気軽に話を聞きやすい。 Green 初回応募時に選考理由等フォーム入力するため敷居が高い印象だが、そのぶん初回応募で通ると面接に進みやすい。
まず面接の前に提出を求められることが多いため、履歴書と職務経歴書も用意しておきます。 できれば第三者に見てもらって意見をもらい、校正したほうがよいと思います。
面接では自己紹介やエンジニア転職を決めた理由は必ず聞かれるので、あらかじめ準備しておきました。
また、前述のとおり面接では、ポートフォリオについて質問があります。 ただ学習の成果をアピールするだけでなく、
いつ転職を目指すか、どのような学習方法が合っているかは個人によって異なりますので、結局は自分に合ったやり方が一番です。 ただ、やると決めたら徹底的にやること、それだけです!
今後は技術的な記事や、エンジニア転職後の生活について書いていこうと思います。
Megumi Tanimoto
Editor
フロントエンドエンジニア1年目。
エンジニアライフ、技術的なアウトプットを中心に発信します。